夜の森ピクニック
もちものは、食べたいものと遊びたいもの。
さあ、みんなでピクニックしよう!!
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福島県富岡町の夜の森地区において、東日本大震災・原発事故による避難指示解除後の「公共空間の利活用」と「コミュニティの再構築」を目的としたプロジェクトです。 NPO法人インビジブルが事務局となり、富岡町や地元組織(夜の森ピクニック実行委員会)と連携してスタート。かつての桜の名所であった夜の森公園を中心に、誰もが「自分たちの過ごし方」を実験できる開かれた場を創出しています。単なるイベントではなく、社会実験と捉え、地域の風景の中に「新しい日常」を生み出すことを目指します。
プロジェクト期間:2024年4月-
会場:夜の森公園(福島県双葉郡富岡町夜の森北2丁目14-1)、夜の森つつみ公園(福島県双葉郡富岡町夜の森南2-22) -
官民連携による柔軟な場づくり
富岡町心の復興補助金に採択いただくことで、富岡町(産業振興課等)から機材を借りるなどの連携が生まれ、公園という公共空間を「ピクニック」という手法で開放。行政のインフラと民間(NPO)のクリエイティビティを掛け合わせ、飲食、物販、ワークショップなど多層的なプログラムを設計。
対話型・参加型のリサーチと企画
移住者、帰還住民、アーティスト、地元団体/企業らが集まり「夜の森ピクニック実行委員会」を開催。ピクニックという目的がなくてもいられる場をつくることで、あらゆる人に開かれた状況を作ることを重視。
地域資源の再発見と編集
地域の古道具を利活用したワークショップや「まちあるき」などを実施。更地が広がる場所にあった、土地の記憶(桜や歴史など)を可視化させるプログラムを実施。
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公共空間における「日常」の可視化と定着
避難指示解除後、桜のシーズンを除くとあまり人が集まる機会がなかった「夜の森公園」で人々が芝生で寛いだり、子どもが走り回ったりする日常的な風景を創出。
新旧住民を繋ぐしなやかなコミュニティの形成
プロジェクトを通じて、帰還住民と移住者、そして町外からのボランティアや来訪者がフラットに混ざり合う場を醸成。実行委員会メンバーを中心に、イベント時以外でも助け合える「顔の見える関係性」という無形の資産を構築した。
地域の「やってみたい」を形にするプラットフォーム化
本プロジェクトをきっかけに、地元の商店や個人がワークショップや出店に挑戦する機会が増加。「誰もが持つ創造性」を刺激し、地域の人々が自ら場所を使いこなし、社会の輪郭を模索するための「しなやかな実験場」として機能している。
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運営メンバー:秋元菜々美、遠藤夏菜子、鈴木みなみ、日向志帆、山本曉甫
撮影:吉田和誠、鈴木穣蔵、前野有咲
事務局:NPO法人インビジブル
この事業は令和6年度、令和7年度の富岡町心の復興事業の交付を受けて実施しました。